暗視カメラ(940nm)

安永泰成
2024/1/18


初めに

こんにちわ!今回は暗視カメラ(940nm)についてまとめていきます。

暗視カメラとは

まず、暗視カメラと聞いたら、暗い場所でも撮影の可能なカメラ、と考える人が多いと思います。でもそれは赤外線カメラも同じでは?
暗視カメラは、光がまったくない暗闇や暗所では撮影できません。夜間であれば街灯や豆電球程度の光源が必要です。一方で赤外線カメラは赤外線を利用するため、光がまったくない暗闇や暗所でも撮影できます。光源は一切必要ありません[1]。
暗視カメラと赤外線カメラでは、使われる場所が違うみたいですね。町中の駐車場などの街灯の明かりが近くにある場所では暗視カメラを、山の中などの街灯すらない場所では赤外線カメラを、という感じで使い分けることになりそうです。
しかし、今回のテーマは暗視カメラは暗視カメラでも”940nm”という。では、この940nmとは何なのか?

紫外線、可視光線、赤外線

この940nmについて語るには、まず単位であるについてまとめなければいけません。nmとは、光の波長を表す単位です。物理の授業でλという光の波長を表す単位を聞いたことがあると思います。そのλは通常、nmやμmとして使われます。
単位として、1000μm=1nm、1000000nm=1mmとなります。

画像1[2]

可視放射、可視光線

目に入って,視感覚を起こすことができる放射。 光線という概念で用いる場合は可視光線という。 一般に可視放射の波長範囲の短波長限界は360〜400nm,長波長限界は760〜830nmにあると考えてよい[3]。

紫外放射、紫外線

単色光成分の波長が可視放射の波長より短く,およそ1nmより長い放射[3]。

赤外放射、赤外線

単色光成分の波長が可視放射の波長より長く,およそ1mmより短い放射[3]。

これらから考えて940nmは赤外線である、というのが分かります。

暗視カメラ(940nm)とは

これらを踏まえると、暗視カメラなのに赤外線をつかっているじゃないか!となります。私もまとめていてなりました。
ではこの暗視カメラは何なのか、というと、これは暗視赤外線カメラという、赤外線を投射する暗視カメラになります。
通常は暗視カメラとして使用でき、暗視カメラで映像を映せないほどの暗闇になった際にはカメラについている赤外線投光器が起動し、赤外線カメラとして使用できます。
暗視カメラと赤外線カメラの両方の良さを持った、監視カメラにぴったりなカメラとなります。

終わり

今回は暗視カメラ(940nm)というカメラについてまとめました。
監視カメラと赤外線カメラという用途の違う二つのカメラの良さが組み合わさった、監視カメラとしてとても性能高いカメラであるということがよくわかります。
このカメラの使い方を、もっと理解していきたいですね!