こんにちは、このブログでは自分の一番好きなアーティストであるDUSTCELLについて紹介します。
DUSTCELLはALLT STUDIOに所属するボーカルのEMAとコンポーザーのMisumiによる2人組音楽ユニット[1]であり、2019年10月から活動をしています。
ユニット名はEMAさんが考案しており、インタビュー[2]で「DUSTCELLは「DUST(ゴミ、埃)」と「CELL(細胞)」っていう言葉を合わせた造語で。私は基本的に自分に自信が持てない人間なんですけど、そんな私のような存在でも、音楽を通じてリスナーの細胞になれたらいいなと思って付けました。」と語っていました。
楽曲はダークな雰囲気のものが多いのですが、その中でも美しさのようなものも感じ取れてとても中毒性の高いものとなっています。
また、年に何度かライブを開催しており、今年の3月には武道館でのライブも行われました(図1)。私も参加したのですがその時の座席が図2のようにとても近かったです。
図1武道館前での様子
図2武道館での座席
武道館ライブの時は31曲も披露していて最初から最後まで興奮したままでした。
そんなDUSTCELLのおすすめの楽曲をいくつか紹介します。
1,FRAGILE[3](図3)
「FRAGIRE」はイタリア語で壊れやすいを意味しますが、歌詞に「壊れては蘇る 汚れを受け入れてまた強く」などがあり、壊れながらも変わる自分を受け入れていく変化などを表しているのだと自分では解釈しており、壊れること=終わりではなく、変化や成長の一部として肯定的に書かれていると感じられます。
また、この曲では壊れること自体に美しさがあり、儚くも力強い再生の物語として心に響くことからおすすめです。
図3「FRAGILE」動画サムネイル
2,独白[4](図4)
この曲は、過去の痛みや君の不在を感じながら、声に出せなかった想いを吐き出す内なる告白のようなものとなっています。
「紙もペンもいらない この詩は溝に捨ててくれ」という歌詞には、すべてを語り尽くしてやっと手放せる心の解放が感じられます。
また、「終わりがあるから美しいなんてそんな綺麗事を軽々しく言わないでくれ」という歌詞からは、慰めにもならない言葉への拒絶。美化や正当化ではなく、ありのままを見てほしいというのが感じられておすすめです。
図4「独白」動画サムネイル
3,STIGMA[5](図5)
この曲はEMAさんの感情がこもった歌声がとても特徴的な曲となっています。
「嘘しかつけない身体に用はなくて」という歌詞は、偽りの自分を捨て、真実の感情だけを言葉にしようとする強い覚悟を感じるものとなっています。
この曲はライブではアンコール後の最後の一曲として歌われることが多く、その際のパフォーマンスはYouTubeなどにアップされている映像よりもさらに感情がむき出しで、まるで命を削るように歌い上げられます。ぜひ生で聴いてほしい一曲です。
図5「STIGMA」動画サムネイル
今回はDUSTCELLについて紹介してきましたが、ここでは紹介できていないものが多くあるので気になったら調べたりしてみてください
また、武道館ライブのブルーレイ発売を記念したpop upイベントが開催されたり、7月から始まるアニメ「ガチアクタ」のED曲を担当していたりと今後の活動にも注目していきたいです。