長崎のお菓子について 

2024/03/17 倉科空明

突然ですが「長崎のお菓子」といわれておもい浮かべるお菓子は何でしょうか? 大体の方は「カステラ」などを思い浮かべると思いますが、長崎は出島など中国やヨーロッパと日本の文化が混ざり合った場所であるため他県にはないお菓子などが多くあります。 そこで今回のブログでは地元である長崎のお菓子について取り上げて紹介していきたいと思います。

カステラ

長崎のお土産と言ったら一番の候補に挙がる「カステラ」ですが、羽田空港や大都市にも店舗を出しているお店があり通販も行っているためどこでもくことが買うことができるようになっています。 カステラのお店といえば「福砂屋」、「文明堂総本」、「松翁軒」などありますが、皆さんは食べ比べをしたことはありますか?どのお店もおいしいのですが自分の好みは「福砂屋」です。 カステラの中には桃カステラというものがあり中国での縁起物として扱われている桃をカステラと砂糖を再結晶化させたフォダンを使用して表現しているものなどがあります。 詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

よりより

「よりより」とは中国の北部では「麻花兒 (マファール)」、南部では「火把 (ホオバー)」と呼ばれる中国発祥のお菓子で、長崎に伝わってきたときに漢字が読みにくいため「唐人巻き」という名称がついたそうですが長崎では「よりより」という愛称で定着しています。 「よりより」は、独特の歯応えとさっぱりとした甘さ、独特の風味と素朴な味わいをしています。長崎の小学校などでは年に数回給食のデザートとして出されています。 自分は歯ごたえが強すぎてあまりこのお菓子は好きでないのですが、歯ごたえがあり素朴なお菓子が好きな人にはお勧めです。

長崎物語

「長崎物語」はバームクーヘンの中にクリームが詰まっているお菓子で1967年ごろに販売され始めました。このお菓子を包装しているパッケージには「ジャガラタラ文」というものがすられています。 キリシタン禁制がされた江戸時代に現在のジャガルタに追放された混血児達が、故郷の日本に望郷の想いを綴られており、歴史を感じることができます。 おいしいお菓子なのでぜひ長崎に来た時にお土産として買ってはいかがでしょうか?

参考文献:
[1]https://thegate12.com/jp/article/326
[2]https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A9
[3]https://fukken-nagasaki.jp/publics/index/20/
[4]https://www.kaho-karakusa.co.jp/sp/about/
[5]https://www.kaho-karakusa.co.jp/products/nagasaki-monogatari/
参考画像:
[1]https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Castella_002.jpg
[2]https://fukken-nagasaki.jp/publics/index/20/
[3]https://kaho-karakusa.shop-pro.jp/?mode=srh&cid=&keyword=